JR中央・総武線各駅停車とJR中央線快速（平日のみ）が乗り入れる高架駅「阿佐ケ谷」駅。所在地の地名は「阿佐谷」だが駅名表記は「阿佐ケ谷」。「東京」駅と「新宿」駅の巨大ターミナル駅2駅へ10～20分で直結するほか、中央・総武線の一部に東京メトロ東西線が乗り入れているため、「大手町」駅など地下鉄のターミナル駅にも乗り換えなしで行くことができる。
駅は商業施設と商業地に囲まれている。西口改札は駅ビル「ビーンズくるく」に、東口改札が自由通路を挟んで「ビーンズぷらす」に直結する。北口と南口を行き来できる自由通路からは高架下の駅直結商業施設「ビーンズ阿佐ヶ谷」に入れる。いずれも、食品スーパーマーケットや飲食店など普段の生活の中で利用できる店が多く入り、地元の人々に愛用されている。
駅は “阿佐谷村” であった大正時代の地域住民の請願と、地元の名士が自身の持つ土地を寄進したことで、大正時代に開業したという歴史を持つ。駅を中心に、区内各方面へ発着するバスターミナルが造られ、商店街が広がり、街並みが整備されて利便性が向上した。地元の願いが造り出した駅は現在も地域のまちづくりの中心になっている。
阿佐ケ谷駅
所在地：東京都杉並区阿佐谷南3
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