「光雲(てるも)神社」は、戦国時代の武将・黒田官兵衛と、その息子で初代福岡藩主・黒田長政を祀る神社である。1768(明和5)年、6代藩主・黒田継高が長政を祀る祠堂を創建し、1773(安永2)年に官兵衛を合祀。1872(明治5)年、官兵衛の法名「龍光院殿」と、長政の法名「興雲院殿」から一字ずつとって社名がつけられた。海抜50mの「西公園」内に社殿を構え、福岡県で唯一「日本さくら名所100選」に選定された境内は、南に福岡市内、北に博多湾を望む景勝地。長政が愛用した水牛の兜の像や「黒田節」の石碑など、黒田家ゆかりのものも点在している。
光雲神社
所在地:福岡県福岡市中央区西公園13-1
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