戦前の広島市で最もにぎわっていた繁華街はもともと、旧太田川(本川)と元安川との分岐点である三角地にあり、商業施設も公共施設も多く立っていた。原爆の落下地に近かったことから破壊され、跡地は恒久平和の象徴の地とする法律の制定により現在の「平和祈念公園」が整備された。園内には世界遺産登録の「原爆ドーム」や、資料館、慰霊碑など、原爆の被害を伝えるものが多く残されている。園の中心部にある慰霊碑で燃える炎は、地球上から核兵器が根絶される日まで燃え続けるという「平和の灯」。見どころの多い公園では毎年8月6日に、慰霊碑の前で平和記念式典が行われ、全国に向けて放映される。
平和記念公園
所在地:広島県広島市中区中島町1
電話番号:082-504-2390(広島市緑化推進部)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/hi..