「原爆ドーム」とは、原爆の悲惨さを伝え、世界平和を祈るシンボルとして世界遺産に登録された建造物のこと。爆心地から約160メートル先の場所にあった旧広島県産業奨励館の残骸である。チェコの建築家ヤン・レツルの設計による建物は、モダンさをたたえたものだったが、奇跡的に建物の一部だけは残った。幾度にも渡り保存工事を行い、原爆の記憶を風化させないよう人類に警鐘を鳴らすべく永久保存されている。平和のシンボルとして、1996(平成8)年にユネスコの世界遺産に登録された。
原爆ドーム
所在地:広島県広島市中区大手町1-10
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