千種区の名古屋市営地下鉄東山線「覚王山」駅周辺に広がる覚王山エリア。覚王山という地名はエリアの北側に建つ「覚王山 日泰寺」に由来する。地下鉄東山線に乗れば、名古屋市内有数のショッピングスポットとしてにぎわう「栄」駅やJR東海道新幹線への乗り換え駅となる「名古屋」駅にもダイレクトアクセス可能と、暮らしの利便性も高い。
名古屋市民に人気の住宅地
覚王山一帯は古くから邸宅街として発展したエリアだ。現在も当時の面影を残す閑静な雰囲気が漂い、2015(平成27)年に民間企業が発表した「名古屋市民が選ぶ住みたい街ランキング」で1位に選ばれるなど、名古屋市内でも人気の高い住宅地になっている。
「覚王山 日泰寺」は、明治時代にタイより贈られた仏舎利を安置されるために創建されたもので、覚王とは釈迦の別名を示す。境内には仏舎利を日本に寄贈したタイのラーマ五世の像もあることから在日タイ大使や在日タイ人の参拝も多い。また日泰寺は、日本唯一の超宗派の寺でもあり、住職は日本の仏教19宗派の管長が3年交代で就任。毎月21日に縁日が開かれ、境内を中心に出店が集まり、多くの人々でにぎわう。
エスニックな雰囲気漂う商店街
参道には「覚王山商店街」が広がっている。日泰寺はタイとゆかりのある寺であることもあり、この商店街は、世界の楽器や民芸品を扱う「ビーナトレーディング」、「えいこく屋 インド料理店」、ペルシャ絨毯と薄手の織物キリム専門店「手織ラグの店 クラフトワーク」といったエスニックな雰囲気が漂うショップが多いのも特徴だ。
近年の覚王山は新進のアーティストやクリエイターが集まる街としても知られ、特に「覚王山アパート」には「覚王山ギャラリーsobo」「玄関ぎゃらりい」、針金細工の工房「針金細工八百魚」といったアトリエやギャラリーが集まり、高感度の人々に注目されているスポットだ。
また、エリア周辺には世界的にも有名なパティシエの店「シェ・シバタ 名古屋」やドーナツが有名な「ZARAME NAGOYA」などグルメの名店も多い。
暮らしの利便性だけでなく、この街にしかない魅力があふれる千種区覚王山。若い世代のファミリーに人気が高いのも納得できる。
「覚王山 日泰寺」の門前町、千種区覚王山エリア
所在地:愛知県名古屋市千種区