所在地の周辺が「千歳村」と「船橋村」であったことから駅名がついた、小田急小田原線の準急停車駅「千歳船橋」駅。小田急線の始発駅である巨大ターミナル駅「新宿」駅との距離は10km未満。小田急小田原線は東京メトロ千代田線と相互乗り入れしているため、「大手町」駅や「日比谷」駅など都心にあるオフィス街の乗り換え駅にも30分程度で行くことができる。駅前のバス停留所から「渋谷」駅などのターミナル駅へ向かうこともできる。
「ちとふな」の愛称で呼ばれることもある駅の周辺は、駅を挟むように商店街が広がっている。北口からのびる道に沿い広範囲にわたって広がる商店街は、「ちとふな商店街」の愛称が付けられている商店街。個人商店が多く、昔ながらの風情が漂う。商店街は途中で、名優とうたわれた俳優が邸宅を構えていたことに由来する「森繁通り」と重なる。
途中から閑静な住宅街の只中を通る「森繁通り」の行きつく先は、俳優が散策していたという「季節の野草に出会う小路」。四季の豊かな自然に触れることができる。東京農業大学の最寄駅でもあることから、南口側は学生街の様相も見せ、活気が感じられる。
千歳船橋駅
所在地:東京都世田谷区船橋1-1-5
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