「桜木町」駅は「横浜」駅から路線距離で2kmの地点に位置し、JR京浜東北線・根岸線と横浜市営地下鉄ブルーラインが利用可能な駅である。JR「桜木町」駅は1872(明治5)年に開設された日本初の鉄道駅のひとつで、1915(大正4)年に現在の名前に改称するまでは、ここが横浜駅だった。「横浜」駅へは3分、「品川」駅へは31分ほどでダイレクトに移動でき、「横浜」駅や東京都心へのアクセス環境は良好。横浜みなとみらい21や野毛の街並みの玄関口として多くの人々に利用されるほか、人気フォークデュオのヒット曲のタイトルにも登場するなど、ヨコハマを象徴するスポットとして知名度は高い。
駅には隣接するショッピングモール「CIAL桜木町」があり、レストラン・カフェ、ファッション、雑貨からドラッグストア・コンビニ・観光案内所などがそろう。また。駅前には、桜木町と新港地区を結ぶ現代的なロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」の桜木町側の乗降場があり、街の名所や夜景の眺望を楽しむことができる。終点は新港地区の運河パーク。みなとみらいを象徴する大観覧車「コスモクロック21」のある「よこはまコスモワールド」や、「横浜ワールドポーターズ」、「横浜ハンマーヘッド」、「横浜赤レンガ倉庫」などの美しい景観をゴンドラから眺められる。
「桜木町」駅の周辺情報としては、大岡川を挟んだ向かいにある「関内」駅最寄りの「横浜市役所」が2020(令和3)年1月に「馬車道」駅に移転し、地上32階、高さ約155mの日本一の高さを誇る市庁舎となった。尚、新市庁舎の1・2階には19店舗が出店する商業施設「LUXS FRONT(ラクシス フロント)」がオープンし、豊富なジャンルの料理が味わえるフードホールやレストランが設けられている。「関内」駅前の旧市庁舎は、都市観光ホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート(仮称)」や商業施設に継承・再生して2026(令和8)年春に開業予定。同時期に「MINATO MACHI LIVE(みなとまち ライブ)」をコンセプトに新たな街区が周辺一帯に誕生する。
桜木町駅
所在地:神奈川県横浜市中区桜木町1 ほか
https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=740(JR)
https://navi.hamabus.city.yokohama.lg.jp/koutuu/pc/detail/Station?id=00002909(市営地下鉄)