隅田川の潤いと下町情緒に包まれた街
門前仲町は江東区の東部に位置する。西側には隅田川が流れ、水の潤いも身近だ。門前仲町は「富岡八幡宮」の別当寺であった旧永代寺の門前町として栄えた。地名もこのような歴史に由来するものだ。今も門前仲町には「富岡八幡宮」や「深川不動尊」周辺を中心に、歴史の面影が色濃く残る。
2本の地下鉄が交差する「門前仲町」駅
門前仲町は交通の要衝でもある。「門前仲町」駅は東京メトロ東西線と都営地下鉄大江戸線と2本の地下鉄が交わるターミナル駅だ。
東京メトロ東西線は「中野」駅と「西船橋」駅を結ぶ路線で、JR中央・総武線各駅停車と東葉高速線に直通運転している。東京メトロ東西線に乗れば「大手町」駅まで3駅5分と都心へのアクセスも良い。
都営地下鉄大江戸線は「光が丘」駅から「都庁前」駅を経て東京23区内を一周し、再び「都庁前」駅に戻る40.7kmの路線だ。都営地下鉄大江戸線を利用すれば、「汐留」駅や「六本木」駅、「新宿」駅にもダイレクトアクセスできる。
都内の主要幹線道路も交差
「門前仲町」駅がある門前仲町交差点では永代通りと清澄通りが交差する。永代通りは皇居前から荒川に架かる清砂大橋までの道路、清澄通りは吾妻橋から豊洲水産ふ頭までの道路で、いずれも都内の主要幹線道路だ。
これらの道路には「錦糸町」駅や「亀戸」駅、「東京」駅、お台場方面へ向かうバスも走る。「門前仲町」駅前はバス路線の拠点でもあり、目的地によってはバスの利用も便利だろう。
東京マラソンの折り返し点
「東京都庁」から「東京」駅前までを走る東京マラソンのコースは浅草エリアから蔵前橋通りや清澄通りを通り、門前仲町交差点に至る。ここで永代通りに入り「富岡八幡宮」前で折り返して、再び清澄通りを北上する。
折り返し点となる「富岡八幡宮」前では多くの観客が集まり、ランナーに声援を送る姿が見られる。
商店街やスーパーマーケットがそろい、買い物も便利
門前仲町エリアは買い物環境も良い。スーパーマーケットは「赤札堂 深川店」、「オオゼキ 門仲牡丹店」、「食品館あおば 深川店」など多くの店がそろう。
「赤札堂 深川店」の南には、情緒漂う飲食店街「辰巳新道」も広がる。昭和レトロを感じる街並みには焼き鳥や立ち飲みの店が軒を連ね、夜には多くの客で賑わう。
都心に近いながら、自然や歴史にあふれる門前仲町エリアは、生活利便にも恵まれ、充実した暮らしを愉しめるだろう。
「大手町」駅まで5分の場所にある下町、門前仲町エリア
所在地:東京都江東区