「蛎殻町公園」は、小学校と公園が一体となった珍しい公園。今の蛎殻町あたりは、江戸時代周囲を掘割で囲まれた武家地で、蛎殻町公園のあたりは江戸時代、松平三河守(津山藩主)の下屋敷があった場所だ。
1875(明治8)年に有馬小学校が建てられ、関東大震災後に帝都復興計画公園として小学校の敷地に蛎殻町公園が設置された。そのため、日中は児童も公園部分を利用でき、放課後や休日は校庭部分を一般も利用できるようになっている。ただし、現在は防犯対策のため、授業時間中の校庭部分は門と柵により閉め切られている。
公園内には、スプリング遊具や砂場、複合遊具、ネットクライミングなどがあり、池やモニュメントの少年の像や、著名な彫刻家の作品「江戸こまた」などもあるので、小さい子どもが遊んだりするほか、ちょっとしたお散歩にもいい。
また、校庭には、ブランコや滑り台、ジャングルジムに鉄棒、ラダー、のぼり棒、バスケットゴールと思いっきり走りまわれるスペースがたくさんあるので、校庭が開放されているときは、気分を変えて体を動かせそう。
蛎殻町公園
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町2-10-6
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