JR中央線、中央・総武線と、東京メトロ丸ノ内線が乗り入れる3路線の接続駅、「荻窪」駅。JR中央線の快速列車が停車し、東京メトロ丸ノ内線はこの駅から発車する。JR線は「東京」駅や「新宿」駅、東京メトロ丸ノ内線は「大手町」駅など都心主要駅に乗り入れており、「荻窪」駅を利用すればそれぞれ10~20分程度で着くことができる。「高円寺」駅や「吉祥寺」駅など人気スポットの最寄駅にも近い。
駅北口の改札は、食品街の充実度が高く、カフェやレストランな、ファッション関連店なども多く入る駅ビル「ルミネ荻窪」に直結する。駅を出るとすぐに日々のお買い物が済ませられる。駅ビルに並んで大型郵便局があるほか、歩いて3分で天然温泉の湧く日帰り温泉施設「東京荻窪天然温泉 なごみの湯」に入れる。都心に近い場所で温泉気分を楽しめるリラクゼーションスポットだ。
もともと、「荻窪」駅を中心としたエリアは、大正時代から昭和初期にかけて東京近郊の別荘地とされ、多くの文化人が住んでいた地。駅前を離れると今も閑静な住宅地が広がっている。駅前から青梅街道にかけてラーメン店が多く、界隈は「ラーメン激戦区」ともいわれている。近年はクラシック音楽を通じた街づくりに力を入れており、春と秋は駅周辺の各施設が協同する「荻窪音楽祭」が開催される。「荻窪」駅は食と文化が住居の中に溶け込む地の最寄駅になりつつある。
荻窪駅
所在地:東京都杉並区上荻1(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCD=362(JR東日本)
https://www.tokyometro.jp/station/ogikubo/index.html(東京メトロ)