「諏訪山公園」とは、六甲山系の高台と自然林を利用した地区公園の名称。神戸の中心部から近く、市街地を見渡せるスポットとして市民の憩いの場所になっている。園内は大きく3つのゾーンで構成。諏訪山のふもと、標高約50m付近の山麓道路(諏訪山線)沿いには、児童公園や多目的グランド、花と緑の情報発信や展示会などを行う「緑花事業推進室」がある。
標高約90mの中腹付近にあるのは、眺望やサクラの花見が楽しめる「金星台」。そして標高約160mの山頂の付近は、「ヴィーナスブリッジ」や「ヴィーナステラス(展望広場)」、駐車場などあり、ドライブポイントとして人気を集めている。 「ヴィーナステラス」には、恋人たちが自由に錠を取り付けて互いの愛を誓う「愛の鍵モニュメント」もつくられた。
ちなみに、「ヴィーナスブリッジ」や「ヴィーナステラス」、「金星台」の名は、1874(明治7)年にフランスの天体観測隊がここで金星(ヴィーナス)の観測を行ったことに由来している。
諏訪山公園
所在地:兵庫県神戸市中央区山本通5、諏訪山町