千里ニュータウンの拠点、千里中央エリア
千里ニュータウンは吹田市と豊中市にまたがる1,160ヘクタールの大規模ニュータウンだ。日本最初のニュータウンとして1961(昭和36)年に着工され、1962(昭和37)年から入居が始まった。
千里中央エリアは千里ニュータウンの中心として整備され、「千里中央」駅を中心に多くのショッピング施設が配置された。今も「SENRITOよみうり」や「千里阪急」などショッピング施設が充実し、優れた生活利便を誇る。「千里中央」駅周辺のショッピング施設では再開発が予定されており、今後の発展も期待される。
計画的に開発された千里ニュータウンでは、多くの緑地も設けられた。千里中央エリアにも大規模公園が多く、街に潤いを加えている。
「千里中央」駅直結の「せんちゅうパル」
「せんちゅうパル」は北大阪急行線「千里中央」駅に直結するショッピング施設だ。北大阪急行線「千里中央」駅の改札口がある地下1階から4階まで広がり、ファッションや雑貨など約150店舗が集まる。気軽に楽しめるグルメ店が多いのも特徴だ。
スーパーマーケットから専門店までそろう「SENRITOよみうり」
「千里中央」駅西側に立つ「SENRITOよみうり」は「よみうり文化センター」の再整備により2015(平成27)年にオープンした複合施設だ。1階から4階はショッピング施設「イオンSENRITO専門館」となり、スーパーマーケット「KOHYO SENRITO店」をはじめ、ドラッグストアや100円均一ショップなどが入る。「ユニクロ イオンSENRITO店」や「無印良品 イオンSENRITO」など人気のファッションや雑貨の店もそろう。
再開発が期待される「千里阪急」
「千里中央」駅東側には百貨店の「千里阪急」が1970(昭和45)年から営業を続けている。ここは百貨店ならでは品ぞろえで好評だ。
「千里阪急」の南側にはかつて「千里セルシー」が隣接していたが、現在は閉鎖されている。「千里阪急」と「千里セルシー」跡地を一体的に再開発する計画もあり、実現すれば千里中央エリアの魅力はさらに高まりそうだ。
緑豊かな公園も身近
千里中央エリアは自然にも恵まれている。「千里阪急」の東側には「千里東町公園」が広がる。ここは竹林に情緒を感じられる美しい公園だ。園内の長谷池はハナショウブの名所としても知られる。
「千里東町公園」から東へ向かえば「千里中央公園」もある。緑の中に噴水などの多彩な設備がそろい、ローラー滑り台は子どもに人気が高い。
豊富なショッピング施設と緑豊かな公園がそろう千里中央エリア。ここでは穏やかで快適な暮らしを実現できるだろう。