「有栖川宮記念公園」は、かつての有栖川宮御用地に造られた、面積約6.7ヘクタールを有する広大な公園。もともとこの地は、忠臣蔵で有名な浅野家の下屋敷があったところ。のちに盛岡藩南部美濃守の屋敷となり、1896(明治29)年からは有栖川宮威仁(たけひと)親王が移り住み、親王の20年命日にあたる1934(昭和9)年、当時の東京市に公園用地として賜与されたことで一般に開放された。園内は、麻布台地の地形を活かして丘や渓流、池などを配した趣きある日本庭園。四季折々移り変わる自然美を堪能でき、とくに春は梅や桜が楽しめる。併設施設として、国内の公立図書館では最大級の「東京都立中央図書館」がある。
有栖川宮記念公園
所在地:東京都港区南麻布5-7-29
電話番号:03-3441-9642(管理事務所)
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