今、多くの人が興味を持っている注目の街はどこなのか―。
三菱地所ハウスネットが運営する、住みたい街の暮らしやスポットを紹介する「すてきな街を、見に行こう。」サイトの訪問者データを集計し、年間を通じてアクセス数の多かった、“みなさまの気になる街”上位10エリアを一挙にご紹介します。
1位：自由が丘（東京都目黒区）
都内屈指のおしゃれタウンとして人気を集める自由が丘。ヨーロッパを思わせるような石畳の街並みに、センスの良いブティックや雑貨店、カフェ、レストラン、サロンなどが立ち並び、さまざまなサイトが実施する住みたい系ランキングでも上位にランクインすることが多い。「スイーツの街」としても知られ、老舗から新進気鋭まで個性豊かな名店がそろっており、女性人気も高い街である。「自由が丘」駅は東急東横線と東急大井町線が交わるターミナル駅で、渋谷へ直通約8分など都心各スポットへのアクセスが快適なことも人気の理由だろう。周辺には「九品仏 浄真寺」や「奥澤神社」といった歴史スポットも多い。また、年間を通してさまざまなイベントが開催されるなど、楽しみの尽きない街だ。
2位：西新宿（東京都新宿区）
西新宿エリアは、1971（昭和46）年の「京王プラザホテル」開業を皮切りに超高層ビルが続々と誕生し、ここ半世紀で劇的な進化を遂げた。「東京都庁」があるため、ビジネス・オフィス街のイメージが強いが周辺にはマンションなども多く、アクティブな都心生活の拠点としても注目されている。徒歩圏の「新宿」駅からは目的地に合わせて11路線を使い分けられる上、「バスタ新宿」の完成で高速バスの利用も便利になった。新宿周辺に集まる商業施設を普段使いしてショッピングやグルメを幅広く楽しめるのも大きな魅力だ。また「東京都庁」の西側には緑豊かな「新宿中央公園」が広がり、親子連れやオフィスで働く人たちの憩いの場となっている。西新宿では現在も複数の再開発が進んでおり、まだまだ進化が続きそうだ。
3位：白金台・高輪（東京都港区）
港区の高台に広がる白金台・高輪エリアは、江戸時代に武家屋敷が立ち並んでいた歴史ある街。明治時代以降は皇族や財界人の邸宅として利用されるようになり、風格ある高級住宅地としてのステータスが確立された。由緒ある歴史と上質な街並みは現在まで継承しつつ、近年は新駅の開業で利便性も大きく向上している。2000（平成12）年に開業した「白金高輪」駅のそばには複合都市「白金アエルシティ」が誕生し、2020（令和2）年開業の「高輪ゲートウェイ」駅周辺では国際的な街づくりが進む。「プラチナ通り」をはじめおしゃれでハイセンスな店が多く集まる街としても人気だ。リニア中央新幹線の開業を見据えて大改造が進む「品川」駅への新線計画もあり、さらなる進化の可能性を秘めている。
4位：芦屋（兵庫県芦屋市）
関西圏でトップとなった芦屋エリアは、憧れの住宅地として全国的な知名度を誇る街だ。中でも有名な「六麓荘」は、六甲山地の南斜面の起伏ある地形を生かしてつくられた超高級邸宅街で、日本初の電線地中化や厳しい建築協定などにより美しい景観が維持されている。阪神本線、JR神戸線、阪急神戸線の3路線が並行して走り、大阪や神戸の中心部に15～20分程度で移動できる交通アクセス利便性の高さも大きな魅力。グルメやファッションは名店が多く集まり、上質感があふれている。南に大阪湾、北に六甲の山並みが広がることから、海と山で多彩な休日を満喫できるのも芦屋ならではだ。
5位：東戸塚・戸塚（神奈川県横浜市）
五街道のひとつ、東海道の「戸塚宿」として栄え、現在も横浜市南西部の交通拠点となっている戸塚・東戸塚エリア。特に「戸塚」駅からはJR各線と横浜市営地下鉄の計4路線が利用でき、東京・品川・渋谷・新宿・池袋・上野・横浜といった主要駅に乗り換えなしでアクセスできる抜群の利便性を誇る。「戸塚」駅前の「トツカーナモール」や「戸塚モディ」、「東戸塚」駅前の「東戸塚オーロラシティ」や「モレラ東戸塚」などショッピングモールの充実ぶりも特徴だ。区役所が「戸塚」駅前にあるのも何かと便利。周辺には「舞岡公園」をはじめ緑豊かな里山の風景が残っている。
6位：経堂（東京都世田谷区）
小田急線の急行停車駅である「経堂」駅周辺は、「経堂すずらん商店街」や「経堂農大通り商店街」など昔ながらの商店街が充実している。駅前のショッピングモール「経堂コルティ」も多くの人でにぎわう人気スポットだ。周辺には「北沢川緑道」や「烏山川緑道」、「豪徳寺」、「馬事公苑」など休日にのんびり散策を楽しめる場所も多い。「東京農業大学 世田谷キャンパス」や「日本大学 文理学部キャンパス」をはじめ教育機関が多く、文教の街としても知られる。
7位：駒込・巣鴨（東京都豊島区）
JR山手線のほか、「駒込」駅からは東京メトロ南北線、「巣鴨」駅からは都営地下鉄三田線も利用でき、都心の主要スポットにダイレクトアクセス可能。2023（令和5）年3月の東急新横浜線開通でさらに利便性が向上した。「おばあちゃんの原宿」として有名な「巣鴨地蔵通り商店街」をはじめ、活気と人情味あふれる商店街が充実している。桜や紅葉の名所「六義園」や「染井霊園」など自然豊かなスポットも多く、都内でも独特の落ち着きを感じさせる街だ。
8位：みなとみらい（横浜市）
横浜ベイサイドに計画的に造られたみなとみらいエリアは、「横浜ランドマークタワー」、「パシフィコ横浜」、「横浜赤レンガ倉庫」などで知られる街。現在も新しい施設が続々と誕生しており、オフィス街として、ショッピングタウンとして、また観光地としても高い人気を誇る。2020（令和2）年には「横浜市役所」がみなとみらいの玄関口「桜木町」駅近くに移転し利便性がさらにアップ。電線の地中化で実現したすっきりと美しい景観も大きな魅力だ。
9位：表参道（東京都渋谷区）
時代を先取り進化し続けるトレンド発信地、表参道・神宮前エリア。「表参道ヒルズ」や「ONE表参道」など有名ブランドショップが集まるスポットから、「竹下通り」や「キャットストリート」など若者に人気の通りまでバリエーションに富み、幅広い層から人気を集めている。さらに大学キャンパスや文化施設も点在し、文教エリアとしての顔も持つ。「代々木公園」や「明治神宮」などの広大な緑地が身近にあり、暮らしの場としても人気が高い。
10位：荻窪・阿佐ヶ谷（東京都杉並区）
中央線で新宿に直結している荻窪・阿佐ヶ谷エリアは、利便性の良さが魅力。「荻窪」駅は東京メトロ丸ノ内線の始発駅でもあり、座って通勤通学できるのもうれしい。「パールセンター商店街」や「荻窪すずらん通り商店街」など活気ある商店街が集まるほか、「ルミネ荻窪」、「荻窪タウンセブン」といった大型施設もあり買い物に便利。かつて多くの文士が居を構えた地で、現在もその面影が随所に残る。個性的なカルチャーや芸術が根付く街としても人気だ。
今回発表の街・エリアにもそれぞれことなる魅力が詰まっている。みなさまも足を運んでみてはいかがだろうか。みなさまが住みたいと思える街、住みたくなる街の情報をお届けしている、三菱地所ハウスネット「すてきな街を、見に行こう。」。注目、人気のあるエリアは時事追加もおこなっているので今後もチェックしてほしい。
▼調査概要
調査対象エリア：三菱地所の住まいリレー「すてきな街を、見に行こう。」首都圏、中京圏、関西圏、広島エリア、福岡エリア
（※【首都圏】日本橋、武蔵小杉、津田沼、品川、上野・浅草、春日・本郷、麻布、西新宿、駒込・巣鴨、表参道・神宮前、白金台・高輪、晴海・勝どき・月島、荻窪・阿佐ヶ谷、東戸塚・戸塚、みなとみらい、番町・四谷、経堂、三鷹・吉祥寺、自由が丘、浦和、【中京圏】名古屋・栄・伏見、池下・覚王山、【関西圏】六甲アイランド、京都、西宮、芦屋、大阪中之島、神戸三宮、【広島エリア】広島、【福岡エリア】福岡）
URL：https://town.mec-h.com/
調査目的：「すてきな街を、見に行こう。」サイトの訪問者データより、人気の街を明らかにすること。
調査方法：当該サイトにおける、2021年1月1日～12月31日までのデータにおける各エリアの月平均における人気ランキング抽出。
