このところリノベーション物件なども増え、注目を集めているのが中古物件です。新築にはない、中古物件ならではの5つの魅力について紹介していきましょう。
価格面で割安感があり、入手しやすい
中古物件の魅力は、まずなんといっても価格面で割安であること。たとえば新築マンションと中古マンションを、徒歩分数や専有面積などを同じ条件で比較した場合、中古物件のほうが圧倒的に割安です。また、購入価格が抑えられるため、その分をリフォーム費用にあてることができるというメリットがあります。
物件数が多いので幅広い選択肢から比較検討が可能
2つ目は、新築に比べると中古物件は数が圧倒的に多く、比較・検討がしやすい点。お子さんの学区などの問題で、住みたいエリアを限定して探している場合であれば、新築物件よりも中古物件のほうが、より多くの候補が見つかるでしょう。また、都心のブランドエリアや、主要駅から徒歩1~2分といった希少立地に新築物件が登場することは非常にまれですが、中古であれば巡り会うことができるかもしれません。
実際の住戸をチェックすることができる
3つ目の魅力としては、実物が見られること。新築物件はマンションでも一戸建てでも基本的には、未完成の状態で物件をチェックして契約まで行います。そのため、日当たりや採光、眺望などは入居まで確認することができません。その点中古物件であれば、実際の住戸をチェックできるため、物件の持っている特徴を理解したうえで購入することができます。
管理状況や周辺環境も事前に確認できる
4つ目は管理状態や建物の状態、周辺環境や、近隣にどんなコミュニティがあるのかも事前に確認ができること。「マンションは管理を買え」といわれるように管理状態は大切。管理組合の運営や共用スペースの管理状況をチェックすれば、管理の善し悪しも判断できるはずです。また近隣の住民と話をすればマンション内や街の様子もわかってくることが多いでしょう。
リフォームやリノベーションで居住性能もアップできる
5つ目は、自分好みにリフォームやリノベーションができることが。老朽化した設備を入れ替えるリフォームだけでなく、間取りを変更する、収納を増やす、カフェ風のインテリアにこだわるといったリノベーションを行うことも可能です。新築では変更の余地がほとんどありませんが、中古ならば自分の抱く理想のイメージに沿って、さまざまな工夫ができるのです。