馬車道駅

「馬車道」駅は、横浜再開発地区の中心地、みなとみらいエリアを縦断する横浜高速鉄道みなとみらい線の1駅。横浜市役所がこの「馬車道」駅の近くに移転し、駅1C出口と庁舎が直結したことにより、副名称に「横浜市役所」がつけられた。みなとみらいエリアのほぼ中間にある駅で、終点の「元町・中華街」駅までは2駅・4分。みなとみらい線は都内を走る東京メトロ副都心線へ直通運転を行っており、この駅から「渋谷」駅や「新宿」駅など都心の大ターミナル駅へ直接行くことができる。

「過去と未来の対比と融合」をコンセプトにデザインした駅舎は、ドーム型デザインの天井と、大正時代のレンガを使って職人が手作業で仕上げた本物のレンガ壁を組み合わせたもの。駅名は横浜にかつて通っていた乗合馬車の発着所があった「馬車道」に由来する。クラシカルな趣と近未来的な空気が合わさった、横浜らしい駅舎である。

駅はまた、みなとみらいエリアと、県立歴史博物館や「赤レンガ倉庫」、神奈川県庁舎など、横浜の伝統的な市街地を代表するスポットがある歴史的地区の中間地点にある。横浜の歴史と発展を感じられる地の最寄駅は、地元の人だけでなく観光客にも多く利用されている。

馬車道駅
所在地：神奈川県横浜市中区本町5-49 
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