「国立劇場」は、歌舞伎、落語、文楽など、日本の素晴らしい伝統文化を保存・研究・育成し、広く世に伝える場。通年で古典芸能を上演する劇場は日本でここだけである。奈良の正倉院を思わせる校倉造風の建物は、歌舞伎や日本舞踊などを上演する大劇場と、文楽・邦楽、民俗芸能などを上演する小劇場で構成され、建物の西側には落語などを聴ける演芸場が隣接。江戸時代の作品を再演する「復活公演」など珍しい取り組みも行われており、真の古典芸能好きが多く訪れる、まさに古典芸能の殿堂である。なお、2023(令和5)年10月末に施設老朽化のため閉場しており、他劇場で主催公演を行なっている。
国立劇場
所在地:東京都千代田区隼町4-1
※2023(令和5)年10月末より再整備等事業のため閉場
https://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu.html