江戸時代に茗荷畑が広がっていた谷地の村の名称が駅名の由来とされる、東京メトロ丸ノ内線の「茗荷谷」駅。実際の「茗荷谷」は埋め立てられ、現在は東京メトロの車両基地になっている。都内の大ターミナル駅「新宿」駅と「池袋」駅を結ぶ路線であり、「池袋」駅までの所要時間は5分。「大手町」駅や「神田」駅など東京メトロと都営線の乗り換え駅にも10分ほどで接続する。
オフィスビルに組み込まれている半地下構造の駅舎は、改札から向かい側にある商業施設まで段差が少ないバリアフリー仕様。改札前のスペースにカフェや飲食店などが併設されており、待ち合わせスポットとしても利用されている。駅の前の国道に沿って都心部へ向かう路線バスが走っており、他路線の駅へもアクセスしやすい。
「お茶の水女子大学」や「拓殖大学文京キャンパス」、「筑波大学付属高等学校」など、教育施設が多数ある文教地区の駅でもあり、駅の利用者には学生も多い。周辺は教育施設のほか、江戸時代に茗荷畑と武家屋敷があった頃から続く閑静な住宅街が広がる。文京区の代表的名所「小石川植物園」もこの駅が最寄駅。春は植物園の桜を見る人が大勢訪れる。
茗荷谷駅
所在地:東京都文京区小日向4-6-15
電話番号:03-3941-6571
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