JR中央・総武線と都営地下鉄三田線の2社2路線が乗り入れる都心の駅、「水道橋」駅。名称は駅前にかかる橋の名前、または江戸時代に神田上水へ架けられていた水路橋（水を運ぶための橋）に由来するとされる。2路線はともに、「新宿」駅や「秋葉原」駅、「大手町」駅など、都心の大ターミナル駅に接続しており、この駅からそれらの駅まで直接、10分程度でアクセスできる。
JR線の駅舎が神田川のほとりに、三田線の駅舎が白山通りの地下にあるため、乗り換えには駅名と同じ水道橋交差点、神田川と白山通りが交差する地を渡って行き交うことになる。JR線の駅舎は東端と西端の改札口脇に軽食店があり、地下鉄の駅舎は飲食店街に近いので、乗り換えの途中でグルメを楽しむこともできる。
大きさを図る単位にもなっている日本初の全天候型多目的スタジアム「東京ドーム」は、「水道橋」駅の前。ドームを運営する「東京ドームシティ」の商業施設部分「グルメストリート」は、三田線の出口の一部に直結している。東京ドームの周囲は、オフィスビル街と、名門と言われる教育機関の多い一帯。駅周辺は野球ファンとオフィスに勤務する人と学生、白山通りから一歩入ったところの住宅街に住む人が終日行き交う。
水道橋駅
所在地：東京都千代田区神田三崎町2-22-1
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