充実した日本橋ライフを送る夫婦の過ごし方

長野県長野市ライフスタイルコラム

商業・流通・金融と日本のビジネスの中心街として現在も発展を続ける日本橋エリア。その歴史は江戸時代からと古く、昔ながらの商いを続ける職人も多い。大手企業の本社も多く、高層ビルが立ち並ぶ一方で、下町の風情を感じることもできる。なんでもそろう環境は、ビジネスはもちろん、プライベートの充実も計りやすい。

グルメもショッピングも楽しめる「東京スクエアガーデン」、日本らしさ満点の「コレド室町」はデートに最適

東京スクエアガーデン

オフィス、コンベンションルーム、医療施設、商業ゾーンを備える大型複合施設。2014（平成26）年にはグッドデザイン賞も受賞している。地上24階、地下4階、正方形を重ね合わせた外観、低層部には豊かな緑が整備されていることから「東京スクエアガーデン」と名付けられた。バイリンガルに対応可能な子育て支援施設や、外国人患者の受入にも対応した医療施設などもあり、国際都市東京の新たなランドマークとして2013（平成25）年4月に開業した。

コレド室町

2004（平成16）年に登場し、日本橋エリア再生のシンボル的な存在となった「コレド日本橋」に続いて、2010（平成22）年10月28日、「室町東三井ビルディング」内に「コレド室町1」がオープン。日本の風土や伝統の中に“新しさ”が感じられるような館内空間には、鰹節専門店の「にんべん日本橋本店」、江戸時代後期から続く刃物店「日本橋木屋」といった老舗や、東京初出店となる金沢の箔専門店「箔座日本橋」など、話題の店舗がある。 2014（平成26）年3月には、都内初の最新シネマ音響「ドルビーアトモス」を導入した映画館がある「コレド室町2」、江戸桜通りをはさんだ向かい側に「食と暮らし」を軸に、質の高いライフスタイルを提案する「コレド室町3」がそれぞれグランドオープン。さらに、2019（令和元）年9月には日本橋室町3丁目に「コレド室町テラス」がオープン。日本初進出となる台湾の大型セレクトショップ「誠品生活日本橋」をはじめ、約30店舗が出店している。

こんなところがおすすめ

「東京スクエアガーデン」の地下1階から3階にある商業ゾーン「東京スクエアガーデンショップ&レストラン」は、カップルにも人気のデートスポットです。「京橋の丘」や駅前広場、敷地内の歩道にはコンクリートジャングルな都会に希少な緑が配置されていて癒しのひと時を与えてくれます。また、テラス席を備えたカフェやレストランもあるので緑を眺めながら開放的にランチやカフェを楽しむのもあり。地下には美味しいお酒と料理を提供する飲食店もあるので、仕事帰りに食事をするのにもぴったりです。

「コレド室町」は日本人が日本らしさを思い出すことができる洗練された商業空間。大切な人とウィンドウショッピングを楽しむのもあり。日本全国のうまいものがそろうグルメスポットとしても人気があります。東京メトロ「三越前」駅、JR総武線快速「新日本橋」駅に直結するアクセスの良さも魅力の一つ。仕事帰りにふらりと立ち寄れるので、ちょっとした日用雑貨を調達するのにも重宝するはずです。

世界屈指のレストランやカフェが集う日本の中心地がゆえ。行列必死の人気スイーツ店も点在

ルカフェドゥジョエル・ロブション日本橋高島屋S.C.内
ルカフェドゥジョエル・ロブション日本橋高島屋S.C.内

日本橋高島屋S.C.の2階に軒を構える「ルカフェドゥジョエル・ロブション」。「料理は愛から始まる芸術」を信条に、極上の料理とサービスを訪れたものに幸せなひとときを与えてくれる。同店は、ジョエル・ロブションの料理哲学はそのままに、カフェならではのガレットやサンドイッチをいただくことができる。ランチやディナーではコース料理も用意されているので、大切な人との記念日を祝う場としても最適だ。

シュークリー

人形町交差点より徒歩2分、「中央区立日本橋図書館」の入った建物のはす向かいに「Sucre-rie（シュークリー）」はある。朝と昼、そして夕方の決まった時間になると、ちょっとした行列のできる有名店。周囲に甘い香りを漂わせる、おしゃれなパティスリーだ。オープンしたのは2008（平成20）年で、人形町の店の中では新しいほう。だが、日々の行列を見るにつけ、すでにエリアに迎え入れられている店であることが誰の目にもうかがえる。今日もおいしい洋菓子を人々に提供している。

こんなところがおすすめ

2004（平成16）年4月にオープンした「ルカフェドゥジョエル・ロブション」。11万個のスワロフスキー、そして赤と黒を基調とした内装は、非日常のカフェ体験を想起させてくれます。気の置けない友人とのカフェから大切なパートナーとのランチやディナーまで、幅広いシーンで利用できるでしょう。ミシュランで3つ星を獲得する上質なメニューとサービスは他ではなかなか味わえません。季節の移り変わりに合わせてメニューも変わるので、定期的に足を運びたいですね。

販売開始からわずか15分程度で完売するという脅威のシュークリームを販売する「Sucre-rie（シュークリー）」。朝の9時30分、お昼の12時、夕方17時の1日３回販売するが販売前には行列ができることもしばしばあるとか。予約は行っていないそうなので、絶対手に入れたいなら販売時間前に並びましょう。シューの中にこれでもかと詰まったバニラ香るクリームは、口にするたび至福のひととき。ぜひその舌で味わってみてください。

仕事とプライベートを両立できる「中央区立日本橋図書館」、東京の魅力を再発見できる「日本橋クルーズ®️」もおすすめ

中央区立日本橋図書館

「中央区立日本橋図書館」は、日本橋小学校複合施設の6・7階にある図書館。毎週、児童向けのおはなし会を開いたり、映画会・図書のリサイクル・こども会・資料展示・講座などのイベントを行うなどして区民に親しまれている。初めて本を借りるときは、住所と氏名を確認できるものを持参して、図書館利用登録申込書に記入すれば利用カードが発行される。この利用カードは京橋図書館・月島図書館でも利用できる。インターネットで所蔵資料の確認ができたり、貸出予約もできるので、利用すると便利だ。地元のことを調べたいときは地域資料コーナーへ。東京都や中央区発行の行政資料や江戸・東京・中央区に関する歴史や地誌、地図などが豊富に揃っている。

日本橋の歴史と絶景巡る乗合クルーズ。東京観光の一つの形として近年人気を集めている。船は高性能なオープン船で背もたれ付きの椅子や水洗トイレなども備えられており、快適な船旅を楽しめる。神田川をめぐるコースやサンセットクルーズ、東京港クルーズなど複数の運航コースが用意されている。全ての利用者がクルーズを満喫できるようリバーガイドが帯同しており、生の情報を提供してくれるのもありがたい。四季の変化や日々発展を続ける大都市東京の姿は、同じコースであっても乗るたびに新しい発見と感動を与えてくれる。大切な人とのデートや家族サービスなど幅広いシーンで利用したい。

日本橋クルーズ®️

こんなところがおすすめ

約12万冊の蔵書を備える「中央区立日本橋図書館」。書籍のほか、雑誌や新聞、CD・DVDもそろっています。落ち着いて本を読める「読書室(予約席)」や、映画鑑賞ができる「図書館ホール｣もあり、幅は広い利用ができる図書館です。公衆無線通信（Wi-Fi）を整備した「学習コーナー(予約席)」では、パソコンの操作も可能なので、ちょっとしたコワーキングスペースとして利用するのもいいでしょう。お互いに面白い本を探し合う“図書館デート”も楽しそう。

「日本橋クルーズ®️」も人気のデートコースの一つです。6つのコースが用意されていますが、それぞれに特徴があるのはもちろん、刻々と変化する東京の街並みは乗るたびに新しい発見が見つかります。リバーガイドがコースや季節に合わせた風景の解説をしてくれるので、地理に詳しくなくとも楽しめるはずです。普段は見られない角度から東京を改めて眺めてみてはいかがでしょうか。

充実した日本橋ライフを送る夫婦の過ごし方
所在地：東京都千代田区