高層ビルが建ち並ぶオフィス街というイメージが強い新宿副都心だが、意外にも緑に親しめるスポットが多いことも特徴だ。
ランチやカフェも楽しめる公園
なかでも広い面積を誇る「新宿中央公園」は、豊かな緑が楽しめる場所として周辺住民だけでなくオフィスで働く人々のオアシスにもなっている。公園内にはケヤキの森が広がる区民の森のほか、桜の木に囲まれ春には花見の名所としても知られる芝生広場、「新宿ナイアガラの滝」に面し清涼な空気が漂う水の広場といった広場があり、思い思いの時間を過ごすことができる。
バスケットゴールやランニング用トラックが整備されている多目的運動広場、フットサル施設といったスポーツを楽しめる場所などアクティブ派も満足できる公園だ。また、水の広場周辺では、「Evening Bar」や「フリーマーケット」など多くのイベントが開催されており、スケジュールを合わせて参加するのも楽しい。
ビル群の中の緑と自然
新宿副都心周辺の多くの高層ビルは、建築面積に対し一定の割合で「公開空地」を確保することで建物の容積率や高さなどの制限が緩和される「総合設計制度」を利用して建設され、「公開空地」の多くは歩道や緑地として使われている。遠くからは高層ビルが密集しているように見える新宿副都心を実際に歩くと、緑が多く感じられるのはこのためだ。電線の地中化も、新宿副都心の開放的な街並みに貢献している。
また、新宿副都心から北西に向かえば神田川が流れている。川沿いには遊歩道が整備されており、のんびりと散策するのも心安らぐひと時になるだろう。
日本有数の高層ビル街ならではの利便性を享受できるだけでなく、緑を感じながら暮らせる街。それも西新宿の魅力だ。
緑を楽しめる場所にも恵まれている新宿副都心
所在地:東京都新宿区