東京湾に面した臨海部と山の手に連なる台地からなる品川区。かつては交通、交易の拠点として栄えたが、現在は羽田空港の国際化や「品川」駅への新幹線の停車などにより、改めて経済の中心地としての役割を担っている。都市部の利便性を享受できるのはもちろん、「芝浦中央公園」といった自然環境や寺社仏閣も多い暮らしやすいエリアである。
日常を上質なものにしてくれる駅直結のショッピングセンターは、プライベートを一層華やかに!
エキュート品川
2005(平成17)年に開業した「エキュート品川」は、JR東日本「品川」駅中央改札構内に展開するエキナカ商業施設の名称。ワンランク上のプライベートスタイルを演出するさまざまなショップが集まっている。毎日通る駅だからこそ、お客さまに対して常に新しい提案を続けることをコンセプトとし、2021(令和3)年12月にはリニューアルを行った。リニューアルでは、利用シーンを踏まえた2つのエリアに分け、スムーズな買い回りを実現。スウィーツ、ギフト、フード、書籍、文具などバラエティに富んだ店が揃い、駅のなかとは思えないほどさまざまな商品を手に入れることができる。
アトレ品川
「アトレ品川」は、JR・京急本線「品川」駅港南口直結の総合演出型のショッピングセンター。豊富な品揃えが特徴で、あらゆる世代に人気のスポットである。「アトレ」の名称は「魅力」を意味するフランス語「attrait」に由来する。駅直結の2階はカフェやダイナー、化粧雑貨など、こだわりの店舗が揃ったバラエティ豊かな空間。3階には高級スーパーマーケットの「クイーンズ伊勢丹 品川店」が午後10時まで営業しており、仕事帰りのちょっとした買い物でも立ち寄ることができる。そして4階は和食や洋食などのレストラン、老舗直営のバーなど大人の空間が広がっており、落ち着いたひとときが過ごせそうだ。
こんなところがおすすめ
「プレミアム・プライベート」をストアコンセプトとし、2005(平成17)年10月のオープンした「エキュート品川」。自分の時間を大切にするビジネスパーソンに、価値ある時間を過ごせる上質な空間とサービスを提供してくれるエキナカ商業施設です。スウィーツ、デリから雑貨、サービスまで幅広いショップが軒を連ねているほか、心とお腹を満たしてくれるカフェ、レストランも入っています。期間限定のショップも展開されるので、毎日の生活にハリと変化と与えてくれるはずです。
駅直結の商業施設といえば、JR・京急本線「品川」駅港南口に直結する「アトレ品川」も忘れてはいけません。「JR品川イーストビル」の2階から4階に展開するショッピングモールで、ニューヨークを意識した洗練された環境デザインと店舗構成になっています。国際都市東京の新玄関にふさわしい高品質な空間は、日常を華やかにしてくれるでしょう。 2016(平成28)秋には、3階が全面リニューアルを実施。「食から広がる新しいライフスタイルストア」をコンセプトにスーパーマーケット、カフェ、物販ショップが融合するライフスタイル提案ショップとして生まれ変わりました。
競馬場という広大な敷地を活かしたイルミネーションに、ライブ感のある劇場!デートスポットは選択の幅、広し!
東京シティ競馬(大井競馬場)提供:TCK(東京シティ競馬)
東京都品川区勝島にある地方競馬を実施する「大井競馬場」は、「東京シティ競馬」という愛称で親しまれている。1950(昭和25)年5月の開場とその歴史は古く、現在では当たり前になっているゴール写真判定や枠別の帽色、スターティングゲート、パトロールフィルム制度などはいずれも同競馬場が初採用した。3月下旬から12月上旬の間は、トゥインクルレースとしてナイター競馬も行われている。
天王洲 銀河劇場
舞台と観客席の距離が最大20mというライブの迫力がダイレクトに伝わる「天王洲 銀河劇場」。実際の演技を近くで体験できる空間は、馬蹄形三層構造をとっており客席数は1階516席、2階101席、3階129席の全746席。2.5次元ミュージカル(2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする3次元の舞台コンテンツの総称)を中心に様々な舞台を楽しむことができる。
こんなところがおすすめ
「東京シティ競馬(大井競馬場)」は競馬をしない人でも楽しめる施設がたくさんあります。和洋中、アジアン料理にスイーツまでバリエーション多彩な飲食店があり、馬を見ながらグルメが楽しめます。冬季、レースのない日には場内が鮮やかなイルミネーションに飾られロマンティックなデートスポットへと変身。「江戸桜トンネル」や「オーロラの森」といった趣の異なるイルミネーション、フォトスポットやビューポイントがたくさん備えられています。素敵な思い出が作れるスポットです。
東京モノレール「天王洲アイル」駅から徒歩1分の場所にある「天王洲 銀河劇場」は、746席の客席を備える、馬蹄形三層構造の劇場です。舞台と客席の距離が最大でも20m、どの席からでもライブ感あふれる迫力のある劇を楽しめます。演劇、ミュージカル、音楽、ダンスとジャンルにとらわれない演目が開催されていますが、2016(平成28)年2月に代々木アニメーション学院が運営権を取得したこともあり、2.5次元の演目が多いのも特徴です。週末のデートにもぴったりな劇場ですね。
仕事帰りに軽く一杯できる居酒屋横丁にオープンテラスを備えるカフェレストラン、グルメデートはいかが?
輝け!品川ゴールデン横丁
2020(令和2)年、「品川フロントビル」の地下1階に誕生した「輝け!品川ゴールデン横丁」は、九つの異なる業態が軒を連ねる飲食店街である。新しいはずなのにどこか懐かしい、レトロな雰囲気は、お酒を覚えたばかりの若者から、酒との付き合い方を知り尽くしたベテラン勢まで幅広い世代が楽しめる。海鮮料理から韓国・台湾料理、蕎麦などタイプの異なる店舗がそろっているのでその日の気分に合わせて利用したい。
GOOD MORNING CAFE 品川シーズンテラス
品川駅すぐ、高層ビルに囲まれた場所にある「GOOD MORNING CAFE 品川シーズンテラス」。少し早起きをしてゆったりと朝食を楽しむ、そんな朝のライフスタイルの提案をキーコンセプトに、日常のどんな時間帯でもスマートに過ごせるオールデイユースなカフェ。緑が溢れ、心地よい海風も感じられるテラスではプライベートパーティや、テラスウェディングでの利用もできる。
こんなところがおすすめ
海鮮料理に肉料理、韓国料理や台湾料理とさまざまなグルメ店が一堂に会す「輝け!品川ゴールデン横丁」。2020(令和2)年のオープン以降、このエリアで働く人々の憩いの場として熱い支持を受けています。ランチ営業している店舗もあるので、楽しみは夜だけではありません。美味しい料理と酒をリーズナブルに楽しめるので、仕事で疲れたカラダを癒す場として足繁く通うことになるかもしれませんね。
「GOOD MORNING CAFE 品川シーズンテラス」は、高層ビルに囲まれた環境にあるカフェレストランです。清潔感にあふれるモダンな店内では、時間帯を問わず優雅なひと時を過ごせます。また、テラス席も備えられていて、海風を感じながら開放的な気分で食事が楽しめるのもポイントです。メニューも、ボリューム満点のランチやヘルシー志向ランチ、夜はお酒に合うイタリアン&ビストロと、オープンな雰囲気にぴったりなものばかり。シェフ特製のスイーツもはずせませんよ。
喧騒な日々に癒しを与えてくれる広場や公園が点在!自然に囲まれて心を開放し、気分もリフレッシュ!
品川セントラルガーデン
「品川セントラルガーデン」は、JR・京急本線「品川」駅港南口の高層ビル群「品川インターシティ」と「品川グランドコモンズ」の間を通る大型歩行者空間。敷地内に点在する7つのオブジェ「フォリー」は、品川海岸や御殿山の桜など、品川の自然をイメージしたもの。夜に訪れると、緑とオブジェの向こうにビルの夜景が浮かび上がり、とても美しい。
芝浦中央公園
東京湾岸沿いの街、芝浦エリアは、海辺と自然の緑が住まいの間近にある街。四季を感じられる大小の公園・緑地が点在している。「芝浦中央公園」は、東京都下水道局芝浦水再生センターの曝気槽(ばきそう、浄水処理設備)の上部を緑化した人工地盤の公園。開園以来、少しずつ面積を広げ、現在はA面からD面まで四つのエリアがある。B面は「区の花」であるバラが咲く庭。見ごろには大勢の人が訪れる。
こんなところがおすすめ
品川駅東口地区再開発地区計画によって生まれた「品川セントラルガーデン」。幅約45m、長さ約400mの歩行者大空間です。両側が高層ビルに囲まれ、開発されたデザイン、コンセプトのもと美しい情景を演出しています。敷地内にはビル風を緩和するための高木樹木が約290本植樹されており、春にはサクラを望むこともできます。水や石、光や風など自然をテーマとした7つのフォリーと4つの水景が設けられており、忙しい日々にほんの少しの彩りと癒しを与えてくれる広場です。
「芝浦中央公園」は東京都下水道局芝浦水再生センター内の曝気槽の上部に造られた人工地盤の公園です。1980(昭和55)年に開園以来、地元住民の憩いの場として利用されています。約45,000平方メートルの敷地内には、「区の花」であるバラが約40品種植樹された「バラ園」では毎年5月と10月に見頃を迎え、多くの人で賑わいます。小型犬ゾーンと一般ゾーンで分かれている「ドッグラン」も整備されており、愛犬と利用することも可能です。ローズガーデンやランニング教室などイベントも定期的に企画されています。
充実した品川ライフを送る夫婦の過ごし方
所在地:東京都品川区