梅田や三宮に短時間でアクセスできる神戸市東灘区

神戸市で最も東に位置する東灘区

東灘区は神戸市の東端に位置し、東側で芦屋市と接している。面積は34.02km2で、2023（令和5）年現在、約21万人が暮らす。東灘区の北側は六甲山系、南側は大阪湾に面し、東灘区内には六甲山系から大阪湾にそそぐ住吉川が流れるなど自然も豊かな街だ。

大阪湾には埋め立てにより六甲アイランドが造られ、計画的な街づくりが行われた。六甲アイランドでは外資系企業が進出していたこともあり、インターナショナルな雰囲気も漂う。

阪神間を結ぶ3路線と神戸新交通六甲ライナーが通過

東灘区内にはJR神戸線、阪急神戸線、阪神本線と阪神間を結ぶ路線が通過するほか、JR「住吉」駅と六甲アイランド内を結ぶ神戸新交通六甲ライナーが通っている。

JR神戸線は「甲南山手」駅、「摂津本山」駅、JR「住吉」駅の3駅が、阪急神戸線は「岡本」駅、阪急「御影」駅の2駅が、阪神本線は「深江」駅、「青木」駅、「魚崎」駅、阪神「住吉」駅、阪神「御影」駅、「石屋川」駅の6駅が東灘区内にある。また、神戸新交通六甲ライナーは全駅が東灘区内だ。このうちJR「住吉」駅、「岡本」駅、「魚崎」駅は停車する電車が多く、それぞれの路線の主要駅として機能している。

「東灘区役所」も近いJR「住吉」駅

JR「住吉」駅はJR神戸線と神戸新交通六甲ライナーが接続し、JR神戸線沿線から六甲アイランド方面の玄関口となっている。JR神戸線は普通のほか快速も停車し、快速に乗れば「大阪」駅には20分、「三ノ宮」駅には9分でアクセスできる。「東灘区役所」もJR「住吉」駅付近にあり、東灘区の行政の中心地でもある。

大学キャンパスも多い「岡本」駅周辺

阪急神戸線の「岡本」駅は1995（平成7）年から特急停車駅になった。特急利用で「岡本」駅から「大阪梅田」駅には20分、「神戸三宮」駅には8分の所要時間だ。「岡本」駅周辺には「甲南大学 岡本キャンパス」や「神戸薬科大学」など大学キャンパスが広がり、文教エリアとしても知られる。

「山陽姫路」駅や「近鉄奈良」駅にもダイレクトアクセスできる「魚崎」駅

「魚崎」駅では阪神本線と神戸新交通六甲ライナーが接続する。阪神本線は普通のほか特急や快速急行などすべての電車が停車する。特急利用で「大阪梅田」駅には22分、「神戸三宮」駅には8分でアクセスできる。快速急行は阪神なんば線へ直通しており「大阪難波」駅にもダイレクトアクセス可能だ。直通特急は山陽電鉄本線に乗り入れ、「山陽姫路」駅方面に直結。快速急行は近鉄奈良線への直通があり、「近鉄奈良」駅方面にも乗り換え不要でアクセスできる。

阪神間を結ぶ路線が数多く通過するという地の利に恵まれた東灘区は、神戸市中心部、大阪市中心部にダイレクトアクセスできることも魅力だ。

梅田や三宮に短時間でアクセスできる神戸市東灘区
所在地：兵庫県神戸市東灘区