東京湾岸の人気エリア、豊洲には、東京臨海新交通臨海線「ゆりかもめ」の駅が3か所にある。そのひとつが「新豊洲」駅。ゆりかもめの始発駅である豊洲駅の隣にあり、駅前に区画整理事業による新しい街が開発されることから、「新」の呼称がつけられた。隣の「豊洲」駅、同じく隣の「市場前」駅との間隔はわずか1分。「東京ビッグサイト」駅や「お台場海浜公園」駅など湾岸エリアの人気スポットにも10分以内で到着する。
ゆりかもめの駅舎は駅ごとに日本古来の伝統文様を用いた「駅文様」が配されている。高架駅である新豊洲駅の駅文様は江戸町人文化が生み出した江戸紫色の「算盤縞」。道路から階段とエスカレーターで上がり、出入口に着くと、この「算盤縞」が掲げられている。
駅周辺は区画整理事業で生まれた「新豊洲エリア」は、文化振興の地という位置づけで開発された。晴海ふ頭と駅の間にある芝生広場の周囲には「豊洲PIT(ピット)」や「IHIステージアラウンド東京」など、大規模なエンターテインメント施設があり、イベントが開催される日は最寄駅のひとつである「新豊洲」駅にも大勢の観客が訪れ混雑する。
新豊洲駅
所在地:東京都江東区豊洲6-2
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