コラム

充実した西新宿ライフを送る夫婦の過ごし方

J R「新宿」駅西口から渋谷区と中野区の境付近までの総称である西新宿エリアは、地上60メートルを超える超高層ビルが密集する日本最大級のオフィス街。その一方で、最新鋭のエンタメや至高のグルメ、多彩なショッピングが楽しめるエリアでもある。巨大ターミナル「新宿」駅は都内だけでなく神奈川・埼玉と近郊エリアへの移動も容易。仕事とプライベートを両立したい人に最適な街、西新宿の魅力を紹介する。

パートナーとの新生活の始まりに欠かせない「IKEA新宿」、日常を華やかにしてくれる商業施設も点在

IKEA 新宿

都内3店舗目の都心型店舗として2021（令和3）年5月にオープンした「IKEA新宿」。都内に暮らす人々のニーズに合わせた商品ラインナップをそろえている。交通アクセスの良さから、都心部に暮らす多くの人が集まる同店では、気軽さと手ごろな価格、快適さに重点を置き、サステナブルな暮らしを実現できるホームファニッシングデスティネーションとして誕生した。家具と共に小物類の品数も充実している。新生活を始める際にはお世話になることが多くなるに違いない。

タカシマヤタイムズスクエア

「新宿」駅南口に位置する「タカシマヤタイムズスクエア」は、1996（平成8）年開業の大型商業施設。オープン以来、新宿を代表するショッピングスポットとして人気を集めている。館内は、地下2階・地上14階、店舗面積約5万4,000平方メートルの「新宿タカシマヤ」をメインテナントに、「ハンズ新宿店」や「紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA」などが入居。地下の食料品売り場は、上質でラグジュアリーな空間となっており、高級スーパーの「紀ノ国屋」が入るなど、利便性も高い。

こんなところがおすすめ

都市型店舗として誕生した「IKEA新宿」では、ダイバーシティを体現するエリアのカルチャーを反映した、多様なライフスタイルに合わせたルームセットが用意されています。また、フロアが部屋のカテゴリーごとに分けられていて、家具と雑貨をあえて一緒に配置する構成になっているのも面白いです。これまでの「IKEA」にはないデリの量り売り「スウェーデンバイツ（SwedishBite）」は北欧グルメを満喫できます。

グルメ、ファッション、日用雑貨、電化製品に家具となんでもそろう「タカシマヤタイムズスクエア」。上質なライフスタイルを演出してくれる店舗が軒を連ねているので、ここでしか出会えないアイテムやサービス、グルメを楽しむことができます。休日にパートナーとのんびりショッピングをするのも楽しいでしょう。仕事帰りに夕食を調達したい時、同店のレストランやデリは強い味方となってくれるはずです。

自宅では再現困難なホテルメイドのデリカッセン、戦後の名残を残す赤ちょうちんなどグルメの振り幅は無限大

パークハイアット東京デリカテッセン&ペストリーブティック
パークハイアット東京デリカテッセン&ペストリーブティック

ラグジュアリーな5つ星ホテル「パークハイアット東京」の味わいをカジュアルに楽しめるのが、建物の1階にある「デリカテッセン」と、ショップ内の階段でつながった2階の「ペストリーブティック」だ。店内は全体の明るさをぐっと落としてスポット照明で商品を見せており、ケーキもまるで宝石類のようにきらめいて、商品を選ぶ気分も高揚させてくれる。

新宿西口思い出横丁
新宿西口思い出横丁

JR「新宿」駅西口から徒歩２分。終戦直後の焼け野原にできた露店商のマーケットが「新宿西口思い出横丁」のルーツで、当時建てられたバラックは70年以上経った今も数多く残る。わずか630坪ほどの土地に、もつ焼き屋、焼鳥屋を中心とした60店舗の飲食店をはじめ、チケットショップやたばこ店などおよそ80店舗がひしめく。また、店主に2代目3代目が多いせいか、横丁中が家族的で居心地がいいのも「思い出横丁」の大きな特徴。

こんなところがおすすめ

ハイアットホテルアンドリゾーツが展開する「パークハイアット東京」の1階にある「デリカテッセン」は、自宅では再現できないホテルメイドの洗練された味わいを楽しむことができます。ランチボックスやうなぎ弁当など、新しい生活様式となった令和時代にフィットしたテイクアウトアイテムが充実しています。2名分からオーダーできるパーティーセットもあるので、仕事終わりにパートナーと家飲みを楽しむのもいいでしょう。

肩肘張らずに美味いものを食べて、お酒に酔いしれたい。そんな時には新宿西口の「思い出横丁」がおすすめです。戦後の焼け野原に生まれた露天商がルーツの同横丁は今も昭和の雰囲気を色濃く残しています。昭和の雰囲気は店舗だけでなく、人間もまた同じ。人情と温かみを感じられる飲み屋街なので、食事をしていたらいつの間にか、新しい飲み仲間が増えているかもしれませんよ。

東京都の行政を司る施設も、ちょっと見方を変えればデートスポット。豊かな緑の中で過ごせる公園も魅力！

東京都庁

日本の首都・東京の行政機関であり都内きっての人気の観光スポット、そして新宿副都心のランドマークでもある「東京都庁」。“世界のタンゲ”こと世界中で高い評価を得た建築家・丹下健三の設計によるツインタワー構造の庁舎は、竣工当時は日本一の高さを誇った。第一本庁舎、第二本庁舎、議会議事堂と都民広場で構成されている庁舎には、1万人以上の職員が勤務し、都政を支えている。高さ200ｍ超の第一庁舎45階には無料で入れる展望台があり、夜景スポットとして人気が高い。

新宿中央公園

「新宿中央公園」は、新宿区立公園では最も広い約8万8,000平方メートルの敷地を持ち、新宿区内の緑地の中では「新宿御苑」「明治神宮外苑」「戸山公園」に次ぐ広さをそなえた公園だ。園内には、公園のシンボルとして有名なテレビドラマなどにも登場する「新宿ナイアガラの滝」とその前の広場のほか、「ちびっこ広場」「多目的運動広場」などの施設がある。

こんなところがおすすめ

かつては日本最大の建物であった「東京都庁」ですが、実は隠れた観光スポットです。都庁舎は予約不要で自由に見学をすることができます。1階には「東京観光情報センター」や「全国観光PRコーナー」があるので、デートスポットや旅行先を決める時に重宝しそう。地上202メートル、45階にある展望室からは首都東京の景色を一望できます。とくに夜景は必見、ロマンチックなひと時を過ごせるでしょう。

「東京都庁」の目の前にある「新宿中央公園」はゆっくり散歩を楽しんだり、緑に囲まれてリラックスしたいときにぴったりの癒しスポットです。フットサルコートやバスケットゴール、ランニング用トラックなども整備されていてスポーツを楽しむこともできます。夏場も涼やかに過ごせる「新宿白糸の滝」や「白糸の滝」もおすすめ。カフェやレストラン、フィットネスクラブを備えた「シュクノバ」は、平日も多くの人で賑わっています。フリーマーケットなどイベントが開催されることも多く、一口に公園といっても様々な楽しみ方があります。

充実した西新宿ライフを送る夫婦の過ごし方
所在地：東京都新宿区