
「兵庫県公館」は、1902(明治35)年に建築家・山口半六が兵庫県庁舎として建設した歴史的建造物。フランス・ルネサンス様式の優美で荘厳なその姿は、当時、日本最大級の庁舎であったという。第二次世界大戦時の空襲で外壁以外の部分が全焼したため二度にわたり復旧工事が行われ、1964(昭和39)年から兵庫県南庁舎として使用。建物の老朽化により1983(昭和58)年、役目を終えた。
その後、2年近い時間をかけて改修工事に着手し、外装および内装の細部に至るまで竣工時の姿を復元。1985(昭和60)年に兵庫県の顔として迎賓館の機能を持つ「兵庫県公館」として生まれ変わった。2003(平成15)年、国の登録有形文化財に登録。
現在は、国内外からの賓客を招いてレセプションが開かれたり、会議や式典の会場としても活用。兵庫県の歴史や文化などを紹介する「県政資料館」も館内に併設されており、どちらも入場無料で一般に公開している。
※2025年1月下旬からの改修工事に伴い迎賓館は休止、県政資料館の資料は兵庫津ミュージアム等へ移管、歴史資料閲覧に関しては県民情報センターの窓口にて受付している。
兵庫県公館
所在地:兵庫県神戸市中央区下山手通4-4-1
電話番号:078-362-9379
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk02/ac01_0..


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