「兵庫県公館」とは、1902(明治35)年に建築家・山口半六が兵庫県庁舎として建設した、フランス・ルネサンス様式を取り入れた優美で荘厳な建物のこと。当時、日本最大級の庁舎であったという。第二次世界大戦時の空襲で外壁以外の部分が全焼したため、1948(昭和23)年度と1951(昭和26)年度に復旧工事が行われた。
長い間、兵庫県南庁舎として使用されていたが、老朽化のため1983(昭和58)年にその役目を終了。改造工事を行って1985(昭和60)年に「兵庫県公館」として生まれ変わった。
現在では、国内外からの賓客を招いてレセプションが開かれたり、会議や式典の会場としても使用。兵庫県の歴史や文化などを紹介する「県政資料館」も館内に併設されており、どちらも入場無料で一般に公開している。
兵庫県公館
所在地:兵庫県神戸市中央区下山手通4-4-1
電話番号:078-362-9379
【一般開放日】
迎賓館部門:月〜金曜日9:30~12:00、13:00~15:00
県政資料館部門:月〜金曜日9:00~17:00、(土・日曜日、祝日は休館)
※迎賓館の見学は5名以上の団体での申し込みが必要
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk02/ac01_0..