東戸塚・戸塚ライフを満喫するファミリーの過ごし方

横浜市内や都内で働くファミリー層のベッドタウンとして定着している東戸塚・戸塚エリア。「東戸塚」駅はJR横須賀線と湘南新宿ラインの2路線、「戸塚」駅はJR東日本の各線と横浜市営地下鉄の4路線が乗り入れる。再開発により駅前の利便性は飛躍的に向上する一方、「舞岡公園」といった自然あふれるスポットも点在するなど、人気のエリアとなっている。

日々の生活に欠かせないスーパーマーケットや、駅前のショッピング環境も充実していて暮らしやすい街

イオンスタイル戸塚

1972（昭和47）年に「ダイエー戸塚店」としてオープンして以降、約半世紀に亘り、このエリアに暮らす人々の生活を支え続けてきた商業施設。2016（平成28）年には「イオン戸塚店」と改称したが、建物の老朽化に伴い2018（平成30）年に建て替えを実施。商品・サービスも刷新し、2020（令和2）年3月、「イオンスタイル戸塚」として新たなスタートを切った。「イオンスタイル戸塚」を核店舗にカフェやサービス店舗がテナントに入っている。

トツカーナモール

「トツカーナモール」は、JR・地下鉄ブルーライン「戸塚」駅西口に直結したアクセスしやすい立地にある商業施設だ。2010（平成22）年のオープンに合わせて一般公募で選ばれた名称“トツカーナ”は、地名の「戸塚」に由来したもの。 建物は、地上5階・地下1階。この中にファッションや雑貨などのアイテムをはじめ、レストランやクリニック、アミューズメントスポットなど100を超えるテナントが入っている。「東急プラザ 戸塚」とも隣接しているので、日常の買いものはもちろん、たいていのものはこのモールで揃えることができそうだ。

知的好奇心を刺激する植物園や、のびのび体を動かせるスポーツセンターなど、親子で楽しめる公共施設が充実

横浜市こども植物園

横浜市児童遊園地の隣に、市が運営する「横浜市こども植物園」がある。自然に親しみ、植物の知識を深め、緑を守り育てる思いやりのある心を培うことと、緑の保全を推進することを目的に掲げて運営されている。 珍しい品種や木の種類も多いので、自然を学ぶのには最適な環境といえる。植物園主催の講座やイベントに参加すれば、豊かな緑や自然に対してよりいっそうの興味をかきたてられることだろう。秋には落ち葉遊びと木の実遊びの青空教室「落ち葉感謝祭」や、親子で楽しめる「ほし柿を作ろう」などのミニ講座、小中学生対象の花や野菜を育てるワークショップ、自然観察などの体験をする「みどりの学校」など長期なものまで、1年を通じて自然に親しめる。

横浜市戸塚スポーツセンター

「横浜市戸塚スポーツセンター」は、市民が気軽にスポーツを楽しめる公共施設。大・中・小と3つある体育室では、バトミントンや卓球、ダンスなどができ、別棟には弓道場もある。用具が準備できなくても、シューズやラケットなどの有料レンタルがあるので大丈夫。各種スポーツ教室も開かれており、運動を通じての新しい仲間づくりもできる。 また、ぜひ活用したいのがトレーニング室。豊富なマシンは高齢者や障がい者も使いやすいよう配慮され、指導員が常時いるなど、サービスが充実している。1回ごとの利用もできるが、継続的に利用したい人向けに「回数券」を用意。

毎日食べたい焼きたてパン、牧場直営のアイスクリームショップ、魅力あふれる個人商店が多数点在。

Tan Tan bakery

「Tan Tan bakery」は、JR「東戸塚」駅から徒歩10分ほど、集合住宅の一階に店舗を構えるベーカリー。オープンは2022（令和4）年11月、国産小麦100パーセント、生イーストを使用し、無添加にこだわるパンを提供している。コンセプトは「素朴で毎日食べられるパン」。パン文化が根付く京都で生まれ育ったオーナーが、毎日食べたくなるパンを日々研究しているのだという。このエリアに暮らすパン好きにとってはたまらない一軒、足繁く通うことになりそうだ。

アイス工房 メーリア

JR横須賀線・湘南新宿ライン「東戸塚」駅から徒歩約5分にある「アイス工房 メーリア」は、肥田牧場直営のアイスクリームショップ。肥田牧場は、1942（昭和17）年の秋、乳牛の生産農家としてスタートした牧場で、「メーリア」のアイスは牧場の牛乳を使い、添加物を極力少なくして作られている。店先のウッドデッキでいただくアイスクリームやジェラートは格別の味わいだ。

見晴らしのいい穴場スポットや、希少な原風景を残す公園など、子どもから大人まで楽しく過ごせるエリアです

平戸みはらし公園

「平戸みはらし公園」は、名前が物語るように、眺望のとても良い高台の公園。晴れた日には、東側に「横浜ランドマークタワー」、西側には丹沢山系や富士山が見え、開放的な気分になれる。「横浜市立平戸小学校」や「横浜市立平戸中学校」の近くにあり、園内の木につけられた名札や美化運動の看板などは小学校の児童たちの作品で、巣箱は中学生たちの作品。また花壇や畑づくりや維持にも協力しており、大人顔負けの大活躍を見せている。

舞岡公園

昭和の里山の風景を鮮やかに残す「舞岡公園」。ザリガニ、カエル、トンボの姿もよく見られ、運がよければ、キジやタヌキ、リスなどが現れることもある。30ヘクタールの広大な敷地だけに、散策コースはよりどりみどり。丘や池、あるいは谷、いろいろな地形が持つ多彩な自然の表情を体いっぱいに楽しむことができる。 体験学習ができるのも大きな特徴で、明治期の古民家を保存した「小谷戸の里」では、月ごとに季節の行事を開催。田植えや作物づくりにチャレンジできる体験田んぼや体験畑も点在し、見るだけではない“識（し）る楽しみ”も設けている。 「舞岡公園」ではこの田園風景を後世に残していくため、ペットの立入禁止、動植物の採取禁止などの項目を設けている。スケッチを楽しむ人も多いが、絵筆を洗った水を捨てることも禁止。ルールをしっかり守り気持ちよく利用したい。

東戸塚・戸塚ライフを満喫するファミリーの過ごし方
所在地：神奈川県横浜市戸塚区