中之島といえば、堂島川と土佐堀川という2つの川のはさまれたエリアで、「大阪府立中之島図書館」や「大阪市中央公会堂」、「国立国際美術館」、「大阪国際会議場」などが集まる経済・文化・行政の中心地。重要文化財や登録有形文化財など歴史的建造物も多く、地図を持って歩いてみたくなる、水の都・大阪を代表する街の風景が拡がっている。
水辺の魅力を発信する「中之島バンクス」と文房具を文化として育む「デルフォニックス大阪」
中之島バンクス
土佐堀川や堂島川など水の回廊が囲む大阪中心部は、水運で発展した街。明治時代には「水の都」と呼ばれ、現在も中之島を中心に「水都大阪」を掲げたまちづくりに力を入れている。「中之島バンクス」は、活気ある水辺の生活を実現する「水都大阪」のアンテナエリアとして開発された複合商業施設。堂島川の左岸、玉江橋と堂島大橋の間にあたる全長400mの親水エリアは、空と陸と水の美しい光景を楽しめる、デザイン性の高い親水空間で、水の都の象徴としても、大人の遊び場としても注目を集めている。
デルフォニックス 大阪
オリジナルステーショナリーや雑貨の企画、デザイン、販売を手掛ける企業「デルフォニックス」。運営する2つのブランドショップのうち、文具に特化して商品展開するのが「デルフォニックス 大阪」だ。店内に並ぶのは、機能性とデザイン性を両立させながら愛着のもてる、国内外からセレクトした良質のアイテムばかり。売り場の一画にギャラリースペースを設け、文具に限らず多様なテーマの展示企画を定期的に開催している。
こんなところがおすすめ
「中之島バンクス」は、大阪・中之島にある水上複合施設。季節や時間を問わず、川辺での暮らしが楽しめる親水空間で、カフェやバー、アウトドアショップなどが軒を連ねています。水辺というロケーションを生かした、音楽イベントやマーケットなども開催。ただ、お散歩するだけでもいい気持ちのいい人気スポットです。
中之島フェスティバルタワー1階にある「デルフォニックス大阪」は、国内外からセレクトしたステーショナリーを豊富取り揃えたショップ。デザイン性と機能性を併せ持つ数々のアイテムは、文房具好きの日本人にとっては何時間見ていても飽きない品揃えです。
梅田と中之島で過ごす、いつもと違う休日。見たことのない大阪の景色と建築・美術に触れてみたい
梅田スカイビル空中庭園展望台
「梅田スカイビル」にある高さ約173mから大阪の街を一望できる「空中庭園展望台」は、InstagramやTikTokで話題のスポット。39階でチケットを購入すると、40階にある屋内展望フロアと最上階にあるスカイウォークへアクセスできる。梅田のビル群や淀川、そして天気がいいときは明石海峡大橋まで望むことができ、特に夕刻から夜にかけて、少しずつ色を変える景色は見事。レストランやスカイラウンジもあるので、ちょっと特別な日に利用してみては。
大阪中之島美術館
2022(令和4)年2月に開館した「大阪中之島美術館」は、洋画や日本画をはじめ、海外の近代絵画、現代美術、版画、写真・映像、彫刻など、6000点超のコレクションを所蔵する美術館だ。 特に、国内最大の佐伯祐三の作品群やモディリアーニの裸婦像などは国内外から高く評価されている。ミュージアムショップやカフェレストランも併設されているので、ふらりと立ち寄ってみたいスポットだ。
こんなところがおすすめ
「梅田スカイビル空中庭園展望台」では、地上173mの特等席で初日の出を見たり、360度オープンエアの屋上で天体望遠鏡で星を見たりするなど、さまざまなイベントを開催しています。また、展望台で販売している「ハートロック」は製造が追いつかないほどの人気アイテム。ハートロック付きのWebチケットを購入すると、空中庭園展望台でハートロックを受け取れます。
黒く宙に浮かんでいるような外観の「大阪中之島美術館」は、中之島に誕生した新しい美術館。展覧会入場者だけでなく、市民が気軽に美術と触れ合える、開かれた空間をテーマとした建築は、建物だけでも見る価値があります。1階は誰もが自由に出入りでき、2階から4階を貫くエスカレーターや、天井高17m以上の吹き抜けと手すりのLRD照明など、見どころ満載です。
中之島の西側エリア「ほたるまち」や、水辺のライトアップが美しい「& ISLAND(アンドアイランド)」などグルメも充実
ほたるまち
「ほたるまち」は、堂島川のほとりに広がる複合施設群。「文化・情報を発信する」「水辺に人のにぎわいを呼ぶ」「都心に快適に居住する」の3つの機能を備えた水都大阪の注目スポットとして賑わっている。レストラン、カフェ、クリニック、スポーツジムなどが入居しており、朝日放送本社および多目的ホールや、「ABCホール」が整備された。気軽に日常から食事や買い物や寛ぎのひと時を楽しめる人気のスポットである。
& ISLAND(アンド アイランド)
かつては日本有数の金融街として、現在は「水都大阪」を象徴する場所として注目を集める中之島。夜には水辺がライトアップされるおしゃれスポットだけに、周辺は水と都市の光景を臨む食の店が多く点在している。「& ISLAND (アンド アイランド)」は、「大阪市中央公会堂」対岸にあるカジュアルダイニングカフェ。ランチタイムはローストビーフ丼、ディナータイムはシュラスコで盛り上がる「肉バル」でもある。ボリュームたっぷりの肉メニューとクラフトビールで中之島の風景を堪能したい。
こんなところがおすすめ
福島区にある「ほたるまち」の最寄り駅は、JR東西線「新福島駅」と阪神「福島駅」。パノラマ状に拡がるエリアには、朝日放送の社屋や多目的ホール、高層マンションなどが立ち並んでいます。「堂島リバーフォーラム」にはイタリアン、「ザ・タワー大阪」にはフレンチ、ステーキ、寿司、そばなど、さまざまなジャンルの名店が入っているので、シーンに合わせて利用してみては?
「& ISLAND(アンドアイランド)」はリバーサイドにあるオープンカフェ。夜になると中之島公会堂をはじめ、水辺がライトアップされるので、最高の雰囲気の中、おいしいお肉料理をいただけます。価格もお手頃なので、仕事帰りに一杯飲んで帰るのにもおすすめのお店です。
レトロな建物が点在する広大な癒しスポットと、御堂筋のイルミネーションが見えるホテル
中之島公園
1891(明治24)年、大阪で初めて誕生した公園が、こちらの「中之島公園」である。堂島川と土佐堀川に挟まれた延長約1.5km、面積11.3ヘクタールの緑あふれる都心のオアシスとして長年にわたって親しまれている。1918(大正7)年建造の「大阪市中央公会堂」や1904(明治37)年完成の「大阪府立中之島図書館」といった重厚な建物が公園の景観をより美しく見せており、他にもバラ園や「大阪市立東洋陶磁美術館」といった見どころが多い公園でもある。
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋
大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅から徒歩約3分。ビルが立ち並ぶ大通り沿い(国道、御堂筋)に位置し、ひと際目立つ高いビル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋」。機能性とデザインを併せ持った客室は、2つのカテゴリーが用意されており、出張や記念日、家族旅行とシーンに合わせた選択が可能。フレンチの技術にオリジナルアレンジを加えた創作料理がいただけるレストランや、雰囲気の良いバー・ラウンジのほか、宿泊者は無料で利用できるジムも備えている。 近隣の大阪北浜に展開するホテルとも合わせ、ゆったりと過ごせる場所として、ぜひ覚えておきたい場所だ。
こんなところがおすすめ
明治24年に誕生した歴史ある「中之島公園」は、緑あふれる都会のオアシス。延長約1.5km、面積10.6haという広大な敷地内には、大正7年に建てられた赤レンガの中央公会堂や、明治37年完成の石貼り建築・大阪府立中之島図書館などレトロな建て門が点在しています。また、5月と10月に見頃を迎えるバラ園も見事。美しい景観は、大阪市民の癒しスポットです。
大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」に程近い、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋」は、ロビーや客室の設えが素晴らしい人気のホテルです。ホテル直営のフランス料理「La Belle Assiette(ラ ベル アシェット)」ではブッフェ形式で提供する朝食などが楽しめます。都会の夜景を眺めながら、バー・ラウンジ「THE BAR」で大人な時間を過ごすのもおすすめです。